2015年11月08日

「子別れ」完全版鑑賞

落語の「子別れ」という話の冒頭のシーンに、弁松の赤飯と煮物が登場します。

しかし、この「子別れ」という話は、長編の落語のため上・中・下の
三部構成となっています。通しでやると1時間半くらいになる場合も
あるという落語家泣かせの演目です。なので、たいていはオチである
下の部分しかやらないのです。

せっかく落語の中に登場しているのにそれを生で聞く機会がないという
状態が続きました。なかなか通しでやる人がいないので。

でも、先日遂に念願かなって通しで聞けることになりました。

それを実行したのは、弁松もお世話になっている柳家三語楼師匠です。

子別れ1.jpg

日本橋の「藪伊豆総本店」さんで、毎月三語楼師匠の落語会が開催されていて、
10月の会のメインが「子別れ」でした。

満席の会場で会がスタート。「子別れ」は、三番目の演目でした。場合によっては
途中休憩を挟んでやることもあるそうですが、今回は上中下一気にノンストップで。

上の序盤で弁松の赤飯と煮物が登場。三語楼師匠のサービスなのか、やたらと
弁松の店名を連呼してくれました。煮物は、今はないがんもどきなどが登場。
話の中では、それらを背中に入れて持ち歩くというシーンがあります。

弁松はその後の展開に特にからむこともなく、あっという間に下まで終了。
1時間15分くらいの長丁場でした。寝落ちした人もちらほらいましたが、大方の
お客さんは満足していました。

お疲れの師匠に赤飯の差し入れを。何個かお渡ししましたが、背中には入れません
でした。

子別れ2.jpg

近い将来、コラボ落語ということで、日本橋界隈でうちの赤飯弁当を食べながら、
三語楼師匠の「子別れ」を聞くという企画を実現したいものです。その際は、通しは
長いので、上しかやらないというオチがない落語で行きたいです。

いつになるか分りませんが、みなさまのお越しをお待ちしております。
posted by 松次郎 at 10:19| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「子別れ」という話がそんなに長尺とは知りませんでした。
 最近、柳亭市馬師匠(落語協会会長)の「子別れ」を通しで聞く機会がありました。
 「上」の終わりと「中」の初めの頃に「弁松の赤飯と煮物」が登場しました。
 早速、赤飯と「並かし七」を頂戴しました。
 ごちそうさまでした。
Posted by 柳太郎 at 2015年11月21日 19:04
柳太郎様

いつもありがとうございます。
市馬師匠とも以前ちょっとご縁がありました。

「子別れ」の原盤から弁松が登場していたのか、途中で誰かが加えたのかは不明だそうです。昔は噺家のスポンサーになるとそういうことをしてくれたようです。

うちの近所のフレンチの場所分かりました。
まだ一度も入ったことないのですが。
Posted by 弁松総本店 at 2015年11月22日 16:44
歌舞伎もスポンサーになると劇中で役者が店名を宣伝していたと何かの本で読みました。

歌舞伎十八番のうちの「助六」には、朝顔仙平という役がありますが、入谷の「朝顔せんべい」というせんべい屋の広告だったということです。
Posted by 柳太郎 at 2015年11月22日 19:15
柳太郎様

「朝顔せんべい」の話、何かで聞いたことがあります。いろいろ豆知識を知った上で鑑賞おもしろいですね。
Posted by 弁松総本店 at 2015年11月24日 04:32
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